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富山 和田商会が支店通じて避難所に灯油を配送

【高岡=富山】和田商会(本社・新潟市、和田晋弥社長・ENEOS系)は、能登半島地震で避難所に指定された富山県高岡市立小中学校3校に1月2~3日、暖房用灯油の配送を行った。同市と高岡市石油事業組合(上田聖太郎理事長、ウエダ社長・ENEOS系)との間で結ぶ災害協定に基づくもので、同組合加入する同社高岡支店(清水健次支店長)が北一(本社・富山県高岡市、室﨑徹社長・出光系)と連携し計9校の供給対応を行った。
 1日夜に緊急配送の要請を受け、支店内に設置する灯油油槽所を拠点に2キロリットルローリー2台稼働させた。配送したのは伏木小、南条小、伏木中の3校。このうち伏木小では2社合同で1986リットル㍑(北一1624リットル、同社362リットル)を配送。現地でポリ容器に移し替えて供給した。
 また、南条小と伏木中は同社単独での配送を担い、それぞれ地上タンクに370リットル、地下タンクに1千リットルを給油した。